パワーストーンのことならガールズパワー.jp

 

パワーストーンの歴史

 


パワーストーンの歴史ははるか昔、古代まで遡ります。まだ言葉を持たない私達の祖先、古代の人々はすでに、宝石や岩石などの天然石を普通の石とは違うパワーを持つものとして、超常的なものとして扱ったり、神と結びつけていました。

 

例えば、旧石器時代のヨーロッパやアフリカの人々は、天然石の顔料を神聖なものとし、壁画を描いたりボディーペインティングに使用していました。エジプト文明では王家の墓や装飾品に、数多くの天然石が使用されています。天然石を神の象徴としても扱っていました。
オーストラリアの先住民、アボリニジア人は、水晶を祈祷師の聖なる力が高まるものと信じられていました。古代エジプトでは天然石を治療薬として用いていましたし、また、マヤ文明やアステカ文明の人々は翡翠を呪術に使用していたり、西洋ではアメジストが魔術を防ぐ力を持っていると信じられてもいました。様々な天然石を神話として語り継いでいた地域もあります。
ネイティブ・アメリカンは、ターコイズを宇宙と一体になるための儀式に使用していました。アジアでも、たくさんの寺院に宝石が祭られています。不老不死の石として使用された石もありました。

 

日本で古くから天然石を使用し、他とは違うパワーを持つものとして扱われていた有名な石といえば勾玉(まがたま)ではないでしょうか。勾玉は日本特有の装飾品で、中国からは発見されません。朝鮮半島の一部の地域からは出土していますが、これらは全て日本から輸出されたものだと考えられています。 縄文時代の早期から、弥生時代、古墳時代まで作られていました。石は翡翠(ひすい)やメノウ、水晶など、様々な石で作られていました。
とても味のある独特なかたちですが、この形には様々な言い伝えがあります。動物の牙の形だとか、胎児の形だとか・・・。一説では動物の牙を模して、その動物の力を宿したり、お守りとして使用されていたのではないかと言われています。石を身に付けることで、危険を察知したり、潜在意識を研ぎ澄ますということも行われていたようです。

 

このように、遥か昔から天然石は人間に力をもたらすパワーストーンとして扱われてきたのです。きっと今と同じように、石の特別な力を感じたり、不思議なパワーを目のあたりにしてきたのでしょう。

 

パワーストーンの意味や効果は、このような歴史の数々から語り継げられていき定着したものです。みなさんはパワーストーンを選ぶとき、どのようにして選びますか?直感?美しい見た目?効能や、誕生石など?色々な選び方があると想いますが、どんな選び方をしても、石と出逢う時は何かを感じ取った時です。石が呼んでくれる場合もありますし、自分では気づかなかった本来の想いを呼び覚ましてくれたりもします。どんなパワーストーンに出逢っても、大切にしてくれたら嬉しいなと思います。
パワーストーンと出逢ったことで、自分自身や周りの環境、人生に変化が起こったと感じる方は本当にたくさんいますが、それが全てがパワーストーンのお陰ということはありません。あなたの想いにパワーストーンが反応してくれていると考えて下さい。自然の恵み、パワーストーンを大事にするということは、自分やはたまた周りの人までも大事にすることに繋がっていくんです。